模型を作ること

2015-06-04

札幌南区のI邸の模型が出来上がった。新築工事の場合は物件の大小にかかわらず、大抵完成模型を作ることにしている。模型を作る目的は二つある。一つはクライアントによりわかりやすく出来上がりのイメージを伝えるため、二つ目は設計者が自分のイメージを客観的に確認し設計をより具体化することだ。模型作成も設計行為の一つだと考えている。今は模型を制作する前に、3Dの3次元モデルを造り、何度もコンピューター上でカタチを検討し、クライアントにも見ていただき、ウォークスルーの機能を使って家の中を疑似体験をしていただいている。大体固まれば、実施設計は完了へと近づき最終的には模型で最終確認となる。最初のラフスケッチ、ラフ図面、図面作成、3D作成、実施設計完了、模型作成、そして工事へと仕事は流れていく。模型作成は設計の最終段階であり、工事への進むための橋渡しの役割を担っている。

imodel-1

外観模型

imodel-2

内部も作ります

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