不調の原因は意外なところに
2015-11-16
ストーブの燃えの不調の原因は意外なところにあった。煙突のトップ、陣笠の中にあった。通常煙突掃除は縦部分横部分を念入りに行う。しかし陣笠は地上からとても高いので、めったにしない。そこが盲点だった。煙突を設置してから6年目初めてそこを点検した。びっしりと煤が石炭状に固まって塞いでいた。これでは煙は出づらい。ストーブの空気の吸い込みが悪くなるのは当然だ。ストーブはドラフト(室内から室外への排煙の流れ)の強さによって、燃え易い、燃えずらいが決まる。幸い屋根の上に登れる構造なので、陣笠の点検が出来た。ここにもし原因がなければ、煙突を径の大きいものに交換するつもりでいた。やるとすれば大工事になるとこだった。ふと考えた。これと同じように、何か壁にぶつかっている場合、解決方法は意外なところにあるのではないかと。攻め方を変えて、発想を変えて、違うアプローチをすれば意外と、そう灯台下暗しのように、意外なところに答えがあるのではないかと。原因をとことん詰めていき、一つ一つ消去していけば、意外なところに答えが見えてくるのではないかと。忍耐強い科学者のように、一つや二つの失敗で諦めるのでなく、10回も20回も試してみたら、そのプロセスの中で見えてくるかもしれない。そう諦めない心と不屈の忍耐が今の自分には必要。
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