晩秋の京都小旅行 その2

2015-12-24

次の日は十円玉の裏にある平等院鳳凰堂、宇治へ1人で行った。歴史、美術の教科書には必ず載っていて、壮大できらびやかで、水の上に浮かんでいる貴族の舘、寝殿造り、この目で是非見たいと思っていた。宇治市の駅を降りると、宇治川にかかる宇治橋(日本最古の橋らしい)を渡り左手に平等院への参道へと進む。両手にお茶屋、和菓子屋、喫茶、お食事処がたくさんあってにぎやかな雰囲気である。ついつい色々な店に寄って見たくなる誘惑と闘いながら、平等院にたどり着く。昨年の春まで1年半かけて改修工事が終了したとあって、とてもきれいな鮮やかな姿をみる。内部は50人ごとのグループ拝観となっており時間も指定される。内部は一切撮影禁止だ。国宝であり世界遺産に指定されているが故の当然の処置であろう。想像していたより少し全体的に小さい、そして水辺の面積が狭かったというのが正直な感である。広大な池の上に浮かぶように建っていると想像していたから。しかし当時の人にとってはどんなにか驚いたことだろう、このスケール感、佇まい、鮮やかな色彩。四季折々にみせる自然の変化でいろいろな姿を見せることであろう。帰りは宇治川の対岸側の道を通って帰る。宇治川の川べりにサンデッキを張り出しているイタリアンテイストの喫茶店に入り1時間ほど休憩、店主との会話を楽しんで店を出る。夕方娘と待ち合わせの場所へと向かう。

宇治橋欄干

宇治橋欄干

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平等院表参道にぎやかな通りです

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平等院鳳凰堂の内部へ入るための橋と欄干、入ったらまずこのような角度で見える

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正面、水辺は写真で見るより意外にも狭い

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正面と反対側の裏側

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